私にとっての「日本の窓」 新渡戸スクール

一年前、留学生活で何か有意義なことをやりたいと思っていた時、ちょうどある先生から新渡戸スクールのことを教えて頂きました。国籍、専攻分野の異なる優秀な学生さんたちと議論や提案を行うチーム学習中心のプログラムだと聞き、面白そうだと思って応募してみました。

最初は、日本人とチームを組み、日本語でディスカッションしましたが、私は日本語専攻ではないため、うまく議論が進まないこともありました。その時は悔しかったり、焦っていたりして、初めて日本語を必死に勉強しました。ディスカッションを通じて、片言だった私が、熱心に発言するようになり、その変化した自分を見てとても楽しかったです。

また、新渡戸スクールに参加することで、興味関心のなかったグローバルイシューに触れるようになりました。授業でグローバルイシューを巡って思考、議論をします。そこで、チームメンバーがそれぞれ意見を出し、全員でアイディアを絞ってプレゼンテーションをします。この過程において、自分のアイディアを皆に説明し、理解してもらうことが難しくて大事だということが改めてわかりました。チーム学習によってもちろんコミュニケーション能力を上げることができて、いろいろな専攻分野の知識も深まり、相手の立場に立って物事を考えるという能力も身につきました。

 新渡戸スクールⅣ「問題発見型実践科目」という授業では、道内の高校に調査をしに行きました。 調査準備のチームディスカッションから高校の先生へのインタビューまで、生の声を聞き、日本人の考えを受け、私にとって日本社会や文化を理解するいい機会になりました。ビール工場や温泉地などに調査に行くチームもありますが、また違う大切な経験になったでしょう。

 この一年間のことを振り返ってみると、新渡戸スクールでの時間は非常に濃くて大変勉強になった時間でした。これからの人生にも繋がっていくと思います。

 

談 小璇

地球環境科学院 修士課程