「日本と世界をつなぐ扉」それが、‘NITOBE SCHOOL’

「グローバル社会でも問題を解決する力を修得したい」というのが、新渡戸スクールを受講したきっかけでした。 実際に、新渡戸スクールを受講したこの1年間は、数えきれないほどの新たな「出会い」と「経験」があり、さらに、それらを「実践」に活かすことができたと思います。

 新渡戸スクールの受講生は、北海道大学に所属する各大学院の学生であり、その中には、もちろん留学生も含まれています。私にとって、新渡戸スクールを通じて、大学院や国籍の垣根を超えた新たな人々との出会いは、かけがいのない宝物になったと思います。結果として、1人の大学院生として、自分の専門性の軸を国内外で増やす良い機会になっただけでなく、研究生活をともに励まし合える仲間にも出会うことができました。

基本的に講義は、受講生が主体となるアクティブラーニングの形式で、ディスカッションやプレゼンテーションは、英語主体に行われましたが、私自身、英語でのディスカッションは、ほとんど経験したことがありませんでした。そのため、新渡戸スクール入校当初は、どうすれば、自分の意見を分かりやすく伝えられるか大変苦労していた記憶が今でも鮮明に残っています(それは、日本人であろうとも、留学生であろうとも、先生であろうとも、実はみんな一緒だったはず)。1年間を通して、時には失敗も経験しましたが、それでも、問題を自分たちの力で解決へ導いた経験は、努力した分だけ今の自分に反映されて返ってきたと思います。

 私は、基礎プログラムは修了しましたが、決してこれがゴールだと思っていません。一例として、私はタイで留学生活を送り、新渡戸スクールで学んだことや自身の専門性を大いに活かして、日本とタイとの懸け橋になりたいという思いで、研究課題を解決しようと励んでいます。私のきっかけは、新渡戸スクールという扉を通じて、現在進行形で実践中です。この実践が将来にも活かされ、さらなる実践へとつながるでしょう。最後に、みなさんのきっかけは何でも構いません。きっと、そのきっかけを現実に近づけてくれるのが‘NITOBE SCHOOL’だと信じています。

農学院 博士後期課程
奥 聡史