カリキュラム

本授業は博士課程の学生がプロジェクトを企画・推進するための能力を養うことを目的としているため、プロジェクトのテーマは各所属研究科における研究に直結するものになります。各チームには指導教員が助言者として加わり、プロジェクトを進めていきます。

授業科目は、プロジェクト実行科目I、プロジェクト実行科目IIの順に履修してください。

授業科目

プロジェクト実行科目 I(2単位:演習科目)5月~9月

各専攻で学んでいる専門性を基軸にし、自らがリーダーとして、国内外の専門家を集め、チームを構築するプロジェクトを提案・企画します。このことを通じて、《開拓者》に必要な企画力・調整能力・アイデアの創出力を身につけます。さらに、国内外の《開拓者》との交流を通して、《開拓者》としての経験を学び、国際社会において《開拓者》になるために必要なことを学びます。

Syllabus: Project_Implementation_I

プロジェクト実行科目Ⅱ(2単位:実習科目)10月~2月

「実行科目I」において企画したプロジェクトを実行します。各自でプロジェクトを実行するだけで無く、適時進捗状況に関する報告会を行うことで、上級プログラム参加学生同士で問題点等を共有し、お互いの力を向上させることができます。

Syllabus: Project_Implementation_II

 

  1. 国内外共同研究プロジェクトの実施

国内外の研究機関・企業との共同研究を行い、共著論文、本などを共同で発表することを通して、その成果を社会に還元することを目指します。また今後の共同研究に結びつけます。併せて、プロジェクト推進のために研究費申請も行います。

  1. 国際協力プロジェクトの実施

外務省、国際機関、国際NGO/NPOと連携し、国際協力プロジェクトに参加します。その経験を通して、自身が中心となったプロジェクトを実施する。NGO/NPOの立ち上げも目指します。

  1. 国内外での学会/ワークショップの企画・開催/起業

学会やワークショップを自らで企画・開催します。起業を目指します。特許の申請や、起業支援プログラム(国内外のソーシャル/テクノロジー起業家コンテスト)への参加し、起業の準備を進めます。

 

 

プロジェクトの例

  • (海外研究機関との共同研究)アフリカの温室効果ガスを削減し農業管理を行うため、ザンビア大学と協働し、ザンビアの土壌を採取しザンビアの温室効果ガスを測定するプロジェクトを実施。上級プロジェクト終了後は、別の研究費を獲得し、北大とザンビアとの大型研究プロジェクトに繋げていく予定。
  • (学内異分野の研究者との共同研究)タマネギのオリゴ糖の効果を解明し、機能性食品として付加価値を高めるため、学内異分野の研究者の協力により(農学研究院、保健科学研究院)、オリゴ糖の蓄積量を測定するプロジェクトを実施。上級プロジェクト中に、共著論文の提出を目指す。さらに、上級プロジェクト終了後は、別の研究費を獲得し、共同研究プロジェクトに繋げていく予定。
  • (地域との連携)養殖チョウザメの未利用部(皮、骨など)の有効利用を目指し、コラーゲンペプチドによる糖代謝促進作用機序を明らかにするために、学内異分野の研究者の協力により(水産科学研究院、農学研究院)、動物 や細胞での実験を実施。さらに、北海道内で養殖されたチョウザメを一部使用し、地域の活性化に繋げていく。
  • (国際協力プロジェクトへの参加)アフリカでの保健衛生の向上をはかるための国際プロジェクト(日本、ザンビア、インドネシア、メキシコ)に参加し、その中で、ザンビア大学と外務省、ローカルコミュ二ティーと協力して、特に、若者や子供へ衛生に関して教育を行うプロジェクトを実施。当該学生はザンビアでNGOを立ち上げ、チームリーダーとしてプロジェクトを実施している。

スペジャルセミナーとワークショップ

セミナー(研究計画書・研究申請書作成指導)

自らのプロジェクトを明確化し、人に伝える力をつけるために、「Grant & Research Proposal Writing(研究申請書や研究計画の書き方)」を徹底的に訓練します。実際に自らの研究計画書を作成し、英語を用いて他の学生の前で発表します。この経験を通じて、英語でのプレゼンテーションに関する技法を学ぶとともに人に伝える力を向上させ、また、他の学生のプロポーザルを査読することを通して批判的視点を身につけ、自らの研究に反映させます。

開拓者ワークショップ(5回)

各分野における《開拓者》との交流を通して、国際社会において開拓者となりプロジェクトを進めていくために必要なことを学びます。学生がチームを組んで(各回5名)、企画・運営を行い、この経験を通じて、単に与えられた機会に受け身で話を聞くというだけでなく、自らが率先して企画、運営することで、積極的に行動する力やマネジメントする力を身につけることができます。

英語科目

選択科目です。詳細は、基礎プログラム英語科目参照

上級プログラム年間スケジュール

スケジュールはこちらのページをご確認ください。

平成30年度

平成30年度

項目

5月

上級プログラムガイダンス 入校式 (5月12日 土)

集中講義 (※ 全員)

集中講義 (※ 基礎プログラムを履修していない学生は必修)

6月

(各自)プロジェクト計画書作成

講義 (研究申請書・研究計画書の書き方) (下旬)

集中講義 (※ 基礎プログラムを履修していない学生は必修)

7月

(各自)プロジェクト計画書作成 1回目提出締切り(中旬)

講義 (研究申請書・研究計画書の書き方)(上旬)

第1回開拓者ワークショップ

集中講義 (※ 基礎プログラムを履修していない学生は必修)

8月

(各自)プロジェクト計画書作成 2回目提出締切り(上旬)

(各自)プロジェクト計画書作成 最終提出締切り(中―下旬)

メンターフォーラム (8月4日 土)

9月

プロジェクト助成金支給決定、支給(上旬)

プロジェクト計画 発表会(上旬)

第2回開拓者ワークショップ

10月

(各自)プロジェクト実行

第3回開拓者ワークショップ

11月

(各自)プロジェクト実行

第4回開拓者ワークショップ

12月

(各自)プロジェクト実行

講義 (英語でのプレゼンテーションの方法) (上旬)

中間報告会 (上―中旬)

1月

(各自)プロジェクト実行

第5回開拓者ワークショップ

2月

最終報告会 (上―中旬)

※具体的な日時については、履修者と相談の上、決定する。